お墓アドバイザーブログ

2019.12.24

お墓づくり

ミナミノハチノス

お墓づくりにおいて欠かす事の出来ないものの一つとして字彫りがございます。

お題目、お家の名前、家紋などなど各所に様々な字彫りを施させて頂くわけですが字彫りの際、字体や大きさはお客様のご要望に沿った形でご提案させて頂いておりますが、今日は深さについてのお話です。

字彫りの深さについてはこれという決まりがあるわけは無く、字彫りの職人が経験と感覚で行っており個性がございます。確認したところ字の太さに対して同等の深さにて施した方が見栄えが良く綺麗な仕上がりになります。石屋さん各社、各職人さんで差はあるとは思いますが。。

字彫りの角度も重要で、例えばお墓のトボ石が垂直ではなく傾斜がついているデザインの場合においては施す角度も気にしていなければ水が溜まってしまう事がございます。せっかく綺麗に字彫りをしてあるのに、雨上がりに水が溜まってしまっていては台無しですよね。

藤田石装ではお墓というのは数百年、数千年残るもの残すべきものと考え仕事をさせて頂いておりますので色々な事に気を付けて、お墓づくりを行っております。

 

例外として防ぎようがないのが、ハチの巣でございます。

ある程度深さのある「南」の字はハチとっては好都合の様です。

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