お墓づくりの手引き
お墓を建てるタイミングは?
一般的には、納骨の日とされる四十九日や年忌法要、お盆やお彼岸などの親族や関係者の集まりやすいときに合わせてお墓を建て、納骨式とおあたまし(開眼供養)を同時に済ませることが多いようです。
また、遺される家族への負担を少なくするためと、自分で納得のゆくものをつくりたい気持ちから、現在は生前建墓という考えでお墓を建てる方も増えています。
お墓の完成までには、どれくらいの時間を見込んでおけばよい?
お墓を建て始めてから完成するまでには、制作に3週間かかります。 墓地探しやお墓のデザインの検討の期間も含めると、さらに数ヶ月かかることもあります。いざという時に慌ててお墓探しをするよりも、気持ちや時間のゆとりがあるうちにご家族とお墓のことを相談しておくと良いかもしれません。
突然の不幸で急にお墓を建てないといけなくなったのですが、
四十九日に間に合わせることはできますか?
四十九日に間に合わせることは可能です。ただし、墓地の条件等によっては、ご希望にそえない場合もございますのでご了承ください。
生前建墓について
近年、生前にお墓を建てる方が増えています。
家族に経済的な負担をかけずに済むだけではなく、お墓は相続税や固定資産税の課税対象外ですので、生前に建てることで節税にもなります。
また、もしもの時に良い墓地がすぐに見つかるとも限らないので、自分で納得できるお墓を建てたいという方は、余裕を持って準備されると良いでしょう。
仏教では、生きているうちに自らの供養のためにお墓をつくることは功徳の高いこととされています。