お墓アドバイザーブログ

2019.09.13

その他

現場対応型 白華フリー工法

難しいタイトルですいません。

お墓を建立の際、現地の基礎を確認し必要であれば基礎工事を行います。

基礎コンクリ施工後に数年経過してから起こる代表的な現象として白華現象がございます。

そもそも白華とはコンクリート表層部の遊離石灰などの可溶成分が浸透した水分により溶かされて表面に染み出し、空気中の二酸化炭素と反応して固まることです。強度には問題はなく生成物も無害ではございますが、やはり外見的に問題があるので弊社としても対策を講じて「白華フリー工法」として施工させて頂いております。

 

白華現象が確認出来る画像がこちらになります。

 

新規お墓建立工事にて施工させて頂く場合においては、基礎工事の段階で白華フリー工法を採用し工事をするのでございますが、上記でご紹介した様に既に白華現象が起きている場合は今回のブログのタイトルにしております通り、「現場対応型 白華フリー工法」となります。

 

約2年半前、お墓の改修工事にて白華フリー工事を施工させて頂きましたのがこちらのお墓になります。(※上記画像のお墓と下記のお墓は異なります)

 

施工して2年半経ちますが、白華はみられません。

 

弊社では不定期でございますが、施工後にしっかりと点検し責任施工を行っております。

ご参考までに図面がこちらです。

 

新規工事は標準的にこの工法を採用しており、上記のような改修工事においても可能な限り白華フリー工事を施工させて頂きますので、お墓の白華が気になっておられる方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談くださいませ。

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