お墓アドバイザーブログ
2022.05.12
終活・生前整理
喪中と忌中の違い
喪中と忌中の違い、ご存知でしょうか?
喪中とは亡くなった故人を偲ぶ期間とされています。
一般的には約一年とされており、元々は近親者が亡くなった際に一定期間喪服を着て、故人の冥福を祈るものとされていました。
忌中とは「死を忌む期間」。
極力外部との接触を避け穢れを祓い、身を清め、故人を弔うことに専念する期間といえばわかりやすいでしょうか。
本来ならば死を穢れ(気枯れ)とする神道の概念から生まれたものとされていますが、仏教ではあの世とこの世の間の旅をする49日間がこの忌中とされています。神道では50日間。
忌中は慶事や、神社参拝等を避けた方がよいとされています。
しかし忌明け後は、穢れは祓われたため慶事への参加や神社参拝も問題なしとされています。
しかし近い肉親が亡くなった場合は喪中は、慶事の参加はしても開催は控える方が多いのも事実です。
お寺への参拝は、そもそも仏教では死を穢れとしないため忌中・喪中問わず参拝はOKのようです。
あくまでも一般的な考え方とされているようで、故人との関係・血縁、宗教や地域文化、もしくはそれぞれの考え方によっても忌中・喪中をどう過ごすか捉え方は大きく変わるものになります。
ただ、そもそもの意味合いを知っていると、いざという時に自分の考えた方をもって行動できるのではないでしょうか。
以上、最近知った豆知識でした。。
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