お墓アドバイザーブログ
2020.05.26
お墓づくり
墓石の吸水率
墓石がどのくらい水分を吸水するのかを数字で表したものです。
吸水率が低い、という事は水を吸いにくいという事に繋がり墓石に悪影響が出にくいというわけでございます。
悪影響というのは光沢が無くなり変色し、経年劣化が進みます。
墓石のクリーニング等である程度の汚れは落ちますが、墓石が吸水した変色は取れません。
経年劣化の症状は墓石の吸水率や墓地の場所など、自然環境によっても個体差が出ますが数十年の時を経ていかなるお墓にも出てくるものでございます。お墓参りに行った際などには簡単にでも拭き掃除などをして頂き、よほど気になる箇所がございましたらご相談頂ければと思います。
また、お墓・墓石は半永久的に残るもの、残すべきものと考えております。最低限のお掃除を行って頂き、ある程度の経年劣化については石のエイジングを楽しむというわけでございませんが、「お墓にアジが出てきた」と思って頂くのもよろしいかと思います。(石だけに)
こちらは本社展示場にあります、石材試験表です。
産地や吸水率などを表しておりますので、ご来店された際にご覧くださいませ。
石の吸水率についてお話致しましたが、必ずしも吸水率で石種を決める必要はございません。色や風合い、石目の美しさなど様々な視点から総合的にご判断して頂くことが1番だと思います。
墓石選びの選択肢の一つとしてお考えくださいませ。
墓石工事のご相談、墓地をお探しの方はぜひ藤田石装まで。
藤田石装お客様相談室 0120-057-148
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