お墓アドバイザーブログ

2020.03.04

お墓づくり

異体字

墓石や法名版などに字彫りさせて頂くうえで、字の間違いが無いかという点については毎度慎重かつ綿密にお打合せをさせて頂き、最終のレイアウトを確認して頂きました後、本作業に取り掛かります。

 

そこで今日はタイトルのとおり、異体字についてです。

 

自分自身、「髙畠」の「髙」と言う漢字が正式でございますが、学生時代はずっと一般的な「高」を使用しておりました。年を重ねるごとに何となく正式な方で名前を書くようになりました。

たまにきずなのは昨今、パソコン社会で「髙」の字が環境依存文字となり反映されないケースも多々ございます。。

 

反映されないとこんな感じです。

 

 

少し調べたところ、下記の様な記事を見つけました。

「高」の字に新旧の別はありません。
明治の昔から、「高」が正式な字体でした。
手書きではいろいろ書かれましたから、戸籍が正式でない異体字になっているケースもありました。
漢和辞典ではそちらは“俗字”とされていました。
もっとも、筋の悪い、誤字と言っていいような俗字ではなく、もとをただせば、そちらが正字になってもおかしくなかったほどではあります。

これに限らず、今普通でないほうの字体を「旧漢字」と言う向きがありますが、適切ではありません。

との事です。。

 

診察券などでは「高」の字で書かれる事がほとんどですが、全く気にはしません。日常においては気にしない事でも墓石など半永久的に残るものについては正式な漢字で施す必要がございます。

 

自分のお墓はまだありませんが環境依存文字って事で「?畠家之墓」と字彫りしたら、さすがにご先祖様に叱られますよね。。

 

 

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